★Freeway★c1960-70 ビング・オー・グレンダール「スコッチ・ローズ」。彫刻的でB&Gの美を代表。世界一のコーヒーカップだと思う。旧価格

¥10725

(税込) 送料込み

商品の説明

商品説明

c1960-70 Bing Grondahal “Scotch Rose”

ビング・オー・グレンダール（B&G）
「スコッチ・ローズ」トリオ

1960-70年製作のハンドペイント

清らかな黄花。際立つホワイト

「彫刻的」B&Gカップを代表する

人気で復活？元はBIG60

世界一美しいコーヒーカップ

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　出品者が最も好きなコーヒー・カップ「スコッチ・ローズ」を再々度取り寄せ、新着。以下説明は使い回しで。

　デンマークの名陶、ビング・オー・グレンダール（Bing & Grondahal）が1960年から1970年にかけて製作した「スコッチ・ローズ」（Scotch Rose）のトリオです。新品からストックされた未使用品。
　このカップは、所謂、世界の名陶の廃版品（今も未使用品が手に入るレベルの新しい製品。1960年代以降の物）、つまり骨董品とは言えないレベルの製品の中で、「最も美しい」と惚れ込んでいるものです。
　ここに出品しているのは百年を越えるヴィンテージも含め、出品者が手にしたいと欲するものばかりです。大して良くないと思うレベルのカップは有名品であっても出品はしません。例えばウェッジウッドの「ワイルド・ストロベリー」、ロイヤル・アルバートの第3期「月の花」シリーズなど結構多い。嫌いな有名カップを並べてこれらをお持ちの方々の反発を食らうのは分かっているし、有名作の悪口は言わぬが花なのに、この悪い癖がいまだに消えません。

　このカップはご覧の通り、コーヒー専用カップです。同じスタイルの手描きカップが5種類以上存在しますが、この黄色い「スコッチ・ロース」の勝るものはない。B&Gのカップについて識者が「その彫刻的美しさ」を称える場合があります。「彫刻的」という方はこのカップのことを言っているんだろうと、出品者は勝手に理解しています。
　もしかしたら指揮者は、「シーガル」など多くのB&B製品のカップやプレート周囲に結構深い波のような凹凸が付けられている姿を思い浮かべて言っているのかも知れない。出品者も同意します。こういう凹凸を付けるのは完成品の「歩留まり」を悪くするし、印刷（転写）流行りにくいし、手描きだって筆のスピードを落としますから、大量生産のデメリットになります。
　B&Gは北欧の田舎臭い、素朴な製品を作るメーカーです。長年に渡り熾烈な戦いを続けた王立のロイヤル・コペンハーゲンのスマートさとは対比しやすい「もっさり感」があります。スマートで気品あるコペンハーゲンに比べ、確かに田舎っぽい。「シーガル」などからはコペンハーゲンの潮風の香りを感じたりします。
　しかしこれはB&Gの考え抜かれたデザインと、積み重ねられた伝統が醸し出す「田舎風」であり、上品で気位が高いコペンハーゲンとの長い厳しい戦いの中で意図して作り上げてきた「民間窯」B&Gのデザインの真骨頂なのです。
　地味に、地味に見せる手描きのカップ。底を切り取った安定感あるカップのシェイプ。そして数えきれない陶人形を作った窯がカップやプレートにさりげなく組み込んだ「立体的」細工。その多くの製品に込められた「誠実さ」もデザインに加味され、「朴訥」「田舎風」の味わいを生んだのだと思われます。
　贔屓目に言うと、デザイン的にB&Gはロイヤル・コペンハーゲンを圧倒している。

　無地の「オッフェンバッハ」などを含むこのシェイプのカップは、遅くとも1920年代から作られています。この「スコッチ・ローズ」は、正式には「スコッチ・ローズⅡ」とされます。別のシェイプのカップがあって、それにこのコーヒー・カップが加えられたのかと思っていましたがそうではない。全く同じシェイプと絵の「BIG60」というパターンがあったことが分かりました。ずっと以前に作られていたカップが廃版になり、20～30年経ってファンからの要望が強かったのか、復刻したんですね。だから「スコッチ・ローズⅡ」とした。
　復刻後10年は作られたんでしょうか。だからものすごくレアではあるが、今も何とか手に入れることが出来る。

　ちなみに、すべてではないですが、B&Gはカップ名を正式には番号で並べています。BG1から109まであったことを確認しましたが、もっとあったかもしれない。ちなみに最近出品した「デイジー」は通称で、「BIG４４」が正式なんです。
　有名な有名な「サクソン・フラワー」は5種類くらいの花のカップとそれぞれのプレート類の集合体です。やや色が濃いはながあつまっていて、本来は好きな花を選んででもらうという売り方をしていたようです。これはBIG○▽という個々のカップを合わせたものではなく、長く作って在庫を持たせるための後発の企画だったのではないか。

　さて、「彫刻的」という評価と「スコッチ・ローズ」を考えましょう。とやかく言うまでもなく、このカップ、シェイプは、「まるで意思を削って作ったような」彫刻のようなカップをイメージしてデザインされたものだと考えます。土で作ったようには見えない、硬質的なカップ。この大きさだからこそ、彫刻そのものに見える。
　そういうことで、出品者はこのカップがB&Gを代表するような立場にある製品だと思い込んでいます。理屈はいい。とにかく美しい。
本来のコーヒー・カップだから、実用が一番。飾るなら、スポットライトを当ててほしい。

　カップの高さは、７．２ｃｍ、口径７．５ｃｍ。ソーサーの直径は１３．５ｃｍ。サイドプレートの直径は１５ｃｍで、深さが２．５ｃｍあります。プレートの作りは複雑でかつ美しい。このプレートが加わってこその「スコッチ・ローズ」です。

Bing＆Grndahl
　Bing＆Grndahlは1853年4月15日、ロイヤル・デンマーク・ポーセリン・ファクトリーのための小物メーカーであるGrndahlと、アート・ディーラーやブック・ディーラーであったBingの兄弟によって設立されました。
　この工場はデンマークのコペンハーゲン市の外にあった当時、Vesterbrogade地区のVesterbrogadeとRahbekAllの角にあった。 Grndahlは当初Bertel Thorvaldsenの新古典派の彫刻をモデルにしたビスークのフィギュアを生産し始めました。同社は、高級食器やコーヒーセットを含む生産を拡大した。
　同社のシグネチャーデザインSeagullは、1892年にファニーガード（1855-1925）のデザイナーが創りました。控えめな、古典的なデザインは、淡い青色の背景、海馬のハンドルとエッジの周りの鱗の陰影のパターンに対して、飛ぶカモメを備えています。 1950年代から1980年代にかけての人気のため、シーガルのデザインは「デンマーク」を象徴するものになります。この期間中、デンマークの各世帯の10人に1人がディナーウェアサービスの一部を所有していました。
　1895年、Bing＆Grndahlは一連のクリスマスプレートの中で最初の作品を制作しました。コバルトブルーとホワイトの伝統的な冬景色を使用して設計されたプレートは、100年以上も毎年リリースされました。
　1987年、同社は主要競合相手であるRoyal Porcelain Factoryと Royal Copenhagenという名前で合併しました。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。

+ + +　この商品説明はオークションプレートメーカー２で作成しました　+ + +
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